2026年10月30日(金)、大阪狭山市で活躍される長尾クリニック院長・長尾典尚先生のご厚意により、「長尾クリニック多職種連携会」にて、院長の竹藤がお話しします。
「在宅療養を支える持続皮下注・持続静注―適応、導入、管理の実際」というテーマで、当院での診療経験をもとに、在宅緩和ケアにおける薬剤の投与方法と、それを支える多職種連携についてざっくばらんにお話ししようと思います。
痛みや息苦しさを和らげるために
医療用麻薬(オピオイド)は、がんによる痛みだけでなく、神経難病や呼吸器疾患に伴う息苦しさに対しても使用されます。薬は飲み薬で使用することが多いものの、嚥下障害などによって内服ができない場合があり、その際に選択肢となるのが、皮下や静脈から薬剤を持続的に投与する「持続皮下注・持続静注」です。現在、当院の患者さんでも、こうした方法で苦痛の緩和をおこなって方もいます。
薬局・訪問看護との連携
在宅で持続皮下注・持続静注を行うには、投与方法を決めるだけでなく、制度上の制約、対応する人員、薬剤の在庫や供給など、現場で調整しなければならない課題は少なくありません。
薬剤を準備する薬局との連携、日々の投与管理や症状の観察を担う訪問看護との連携が、実施を支える大切な基盤となります。
さまざまな制約のある在宅医療では、まさに「言うは易く行うは難し」です。今回は、導入・管理の実際に加え、当院が経験してきた課題や連携上の工夫についても共有したいと考えています。
開催概要

会の名称: 長尾クリニック多職種連携会
日時: 2026年10月30日(金)18:15~20:00
会場: SAYAKAホール(大阪狭山市文化会館)
所在地: 大阪狭山市狭山1丁目875-1
こまくさ在宅クリニックは、大東市・四條畷市を中心とした地域で、訪問診療・在宅緩和ケアに取り組んでいます。今回の会を通じて地域を越えて経験を共有し、多職種で在宅療養を支えるつながりを深めていきたいと考えています。
