訪問診療の費用・保険・助成

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訪問診療の費用・保険・助成制度について

fee訪問診療の費用

訪問診療は、一般の診療所や病院で受ける診療と同じく、原則として医療保険が適用されます。

自己負担額は、年齢、保険種別、自己負担割合、訪問回数、診療内容、医療処置の有無、居住場所がご自宅か施設かによって変わります。

こまくさ在宅クリニックでは、大東市・四條畷市・門真市周辺で訪問診療を検討されている患者さん・ご家族に対し、事前に費用の目安をできる限り分かりやすく説明しています。

がん終末期の在宅緩和ケア、在宅酸素療法、中心静脈栄養、人工呼吸器管理、看取りを見据えた在宅療養など、医療依存度の高い方では費用が変動するため、個別にご相談ください。

保険適用について

訪問診療は、外来診療や入院診療と同じく、原則として医療保険が適用されます。

患者さんの自己負担額は、加入している医療保険、年齢、所得区分、自己負担割合、診療内容によって異なります。

また、要介護認定または要支援認定を受けている方については、医師が療養上の管理・指導を行い、ケアマネジャーへ情報提供を行う「居宅療養管理指導」が介護保険で算定される場合があります。

医療保険と介護保険の両方が関係するため、実際の費用は患者さんごとに異なります。初回相談時に、保険証、介護保険証、各種医療証の内容を確認したうえでご説明します。

medical cost訪問診療の費用は何で決まるのか

訪問診療の費用は、主に以下の要素によって決まります。

1. 基本となる医学管理料

ご自宅の場合は在宅時医学総合管理料、施設入居中の場合は施設入居時等医学総合管理料などが基本となります。

2. 訪問回数と診療内容

月2回の定期訪問を基本としつつ、病状により訪問回数や処置内容が変わる場合があります。

3. 医療処置・医療機器の有無

在宅酸素、中心静脈栄養、人工呼吸器、自己注射、麻薬持続注射などを行う場合、在宅療養指導管理料や材料加算が追加されることがあります。

4. 自己負担割合

医療保険の自己負担割合が1割、2割、3割のいずれかによって、月々の自己負担額が変わります。

そのため、同じ「月2回の訪問診療」であっても、患者さんの病状、居住場所、医療処置の有無により費用は異なります。

訪問診療の費用構成の説明図

訪問診療の費用は、基本料金である在宅時医学総合管理料または施設入居時等医学総合管理料をベースに、在宅酸素・中心静脈栄養・在宅自己注射などの医療的処置が必要な場合は、各種指導管理料や材料等の加算が追加されます。

また、ご自宅や施設でお看取りを行った場合には、診療内容に応じて看取り加算・ターミナルケア加算等が算定される場合があります。

※自己負担額は、保険種別、負担割合、診療内容、処置内容、訪問回数により変動します。

monthly fee月額費用の目安

以下は、月2回の定期訪問診療を受ける場合の基本料金の目安です。実際の自己負担額は、保険種別、自己負担割合、診療内容、医療処置、各種加算の有無により変動します。

ご自宅で月2回、訪問診療を受ける場合

自己負担割合 月額費用の目安
1割負担 約8,000円
2割負担 約16,000円
3割負担 約24,000円

介護施設で月2回、訪問診療を受ける場合

自己負担割合 月額費用の目安
1割負担 約2,000〜5,000円
2割負担 約4,000〜10,000円
3割負担 約6,000〜15,000円

施設入居中の方は、同じ建物内で訪問診療を受ける人数などにより費用が変動する場合があります。

medical management fee在宅療養指導管理料

訪問診療・外来を問わず、患者さんが自宅等で人工呼吸器、在宅酸素、中心静脈栄養、インスリンなどの自己注射といった特定の医療を必要とする場合、在宅療養指導管理料がかかることがあります。

療養上の必要事項の指導

患者さん・ご家族への説明、日常生活上の注意点、医療機器の取り扱い、トラブル時の対応などを説明します。

継続的な医学管理

状態評価、処方調整、投与量調整、合併症や有害事象の予防などを行います。

衛生材料・保険医療材料の支給

必要に応じて、療養に必要な衛生材料や保険医療材料を支給します。

当院で対応することが多い在宅療養指導管理料

在宅酸素療法指導管理料

在宅人工呼吸指導管理料

在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料

在宅中心静脈栄養法指導管理料

在宅自己注射指導管理料

在宅麻薬等注射指導管理料

医療機器を使用する場合には、管理料のほかに医療材料や機器に関する加算が発生する場合があります。

例として、在宅酸素療法では酸素濃縮装置加算などが発生する場合があります。

palliative care在宅緩和ケア・看取りに関する費用

がん終末期や非がん疾患の終末期で在宅緩和ケアを受ける場合、通常の訪問診療費に加えて、病状や診療内容に応じた費用が発生することがあります。

疼痛、呼吸困難、せん妄、不安、不眠、食欲低下などに対する症状緩和、医療用麻薬の調整、注射薬の使用、医療機器・医療材料の使用状況によって、自己負担額は変動します。

ご自宅や施設でお看取りを行った場合には、診療内容に応じてターミナルケア加算や看取り関連の費用が算定される場合があります。

在宅緩和ケアや看取りを希望される方については、費用面も含めて事前に説明し、ご本人・ご家族の不安が少なくなるよう支援します。

other costsその他の費用

交通費

交通費は、1回の訪問につき400円を頂戴しています。

薬剤費

当院は院外処方です。薬局へ支払う薬剤費は別途かかります。

care insurance介護保険が適用される居宅療養管理指導

当院では、介護保険の「居宅療養管理指導」を算定する場合があります。

居宅療養管理指導の内容

この費用は、通院が困難な要介護または要支援の方に対し、医師がご自宅等を訪問して、療養上の管理・指導を行うサービスです。

病状や生活環境を踏まえ、介護方法やサービス利用上の留意点を助言し、ケアマネジャーへケアプラン作成・見直しに必要な情報提供を行います。

原則として月2回まで算定されます。

利用料について

1回あたりの自己負担額は、1割負担の場合は約300円、3割負担の場合は約900円が目安です。

support system主な助成制度

医療保険とは別に、各種助成制度をご利用いただける場合があります。利用できる制度は、年齢、所得、病名、障害の有無、自治体の制度によって異なります。

1. 限度額適用認定証

医療機関の窓口支払を、所得区分に応じた自己負担限度額までに抑えるための証明書です。自己負担の一時的な立替がないため、家計負担を和らげることができます。

訪問診療や入院の際に提示することで、支払額が決められた上限額を超えないようになります。原則として、事前に保険者へ申請して取得します。

2. 高額療養費制度

月間の医療費が一定の上限額を超えた場合、超えた分が後で返還される制度です。

ただし、限度額適用認定証などを提示していない場合、いったん窓口での支払いが必要になることがあります。年齢や所得区分によって限度額は異なります。

3. 小児医療費助成制度

18歳以下の方については、小児医療費助成制度を利用できる場合があります。ただし、対象年齢や自己負担額は自治体によって異なります。

4. 難病医療費助成制度

指定難病に該当する方は、難病医療費助成制度を利用できる場合があります。パーキンソン病などで在宅療養を行っている方は、医療証の有無をご確認ください。

5. 障害者医療費助成

重度の障害を持つ方に対して、医療費の自己負担を軽減する制度があります。身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳などをお持ちの方は、自治体の制度をご確認ください。

faq訪問診療の費用についてよくある質問

Q. 訪問診療は保険が使えますか?

はい。訪問診療は、一般の診療所や病院で受ける診療と同じく、原則として医療保険が適用されます。自己負担割合は、保険種別や年齢、所得区分により異なります。

Q. 月にどのくらいの費用がかかりますか?

ご自宅で月2回の訪問診療を受ける場合、1割負担の方では月額約8,000円が基本料金の目安です。施設入居中の方では、1割負担で月額約2,000〜5,000円が目安です。ただし、診療内容や医療処置により費用は変動します。

Q. 薬代は訪問診療の費用に含まれますか?

当院は院外処方のため、薬剤費は調剤薬局で別途お支払いいただきます。薬剤の種類や日数により費用は異なります。

Q. 交通費はかかりますか?

当院では、1回の訪問につき交通費400円を頂戴しています。

Q. 在宅酸素や中心静脈栄養を使うと費用は上がりますか?

はい。在宅酸素療法、中心静脈栄養、人工呼吸器、自己注射、麻薬持続注射などを行う場合、在宅療養指導管理料や医療機器・材料に関する加算が発生することがあります。

Q. 在宅緩和ケアや看取りでは費用が高くなりますか?

病状、訪問回数、使用する薬剤や医療材料、看取り対応の有無により費用は変動します。高額療養費制度や限度額適用認定証を利用できる場合もあるため、事前にご相談ください。

Q. 費用が不安な場合は相談できますか?

はい。保険証、介護保険証、各種医療証の内容を確認したうえで、費用の目安や利用可能な制度についてご説明します。

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